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歯周病治療

歯周病の原因

歯周病の一番の原因は、歯についた歯垢・歯石です。歯の周囲に歯垢・歯石が付着したままでいると、そこを巣とした細菌が繁殖し、歯肉に炎症が起こります。
炎症が起こることにより、様々な体内の因子が複雑に影響して歯肉の炎症だけでなく、体内の組織である骨を溶かしてしまいます。その間に自覚症状(痛み、違和感)はほとんど感じませんので、気づかない間に歯周病が進行し、気がついた時には歯がグラグラになっているということもあります。その他にも、悪い歯並びや、咬み合わせ、ストレス、歯ぎしり、口の渇きなども歯周病の原因になると考えられています。

歯周病チェック

ここでは、歯周病の症状として考えられる項目を8つ挙げます。
1つでも当てはまる項目があれば歯周病の可能性がございますので、一度詳しい検査をおすすめいたします。

  • 歯を磨くと血が出る
  • 歯がぐらぐら動く
  • 歯肉が腫れる
  • 力を入れて咬めない
  • 口臭がする
  • 歯と歯の間に隙間ができている
  • 歯が長くなったように見える
  • 食べ物が挟まる

日本の歯周病治療の現状

歯周病治療の進め方はすでに欧米では30年以上前から以下のような明確なガイドラインが考案され臨床応用されています。
このガイドラインはすでに1980年代には日本に紹介されています。しかし、このガイドラインにのっとった治療が必ずしもおこなわれていないのが、わが国の歯周病治療の現状です。
当院にも多くの患者さんが歯周病治療を希望して遠方からも来院されます。その患者さんたちのほとんどがこうした治療の進め方を受けたことがないとおっしゃいます。
たとえば「歯周病だといわれて通院しているが、検査を一度も受けたことがない」という患者さんや「検査は受けたことはあるがその結果について説明を受けたことはない」という患者さんがいます。そういう状況で定期的に通院をして「歯のクリーニング」や「歯石をとる」処置を受けています。
患者さんとしては「定期的に通院して診てもらっているのだから、きちんと管理してもらっているはずだ」と信じて通院しているのですが検査がされていないと管理をすることはなかなか困難です。その理由について次の項目で詳しく述べましょう。

歯周病治療のガイドライン

1.初診で来院された患者さんに必要な検査をします

  • レントゲン検査
  • 歯周ポケット測定検査
  • 診断用模型の作成

2.検査によって得られた診断をもとにして治療計画を立てます

診断結果をもとにして治療計画を立てて患者さんとよく相談します。

3.歯周基本治療を行います

  • ブラッシング指導
  • 歯石除去
  • カリエス治療
  • 咬合調整
  • 暫間修復
  • 矯正

4.重症であれば必要に応じて歯周外科処置を行います

重症の場合は、初期治療だけで対応できないので外科処置をおこないます。
再生療法はここに含まれます。

5.歯周病で崩壊した歯を再建します

歯周病に罹患して失われた歯やむし歯で崩壊した歯を再建します。
インプラントはここに含まれます。

6.プログラムされたメンテナンスを開始します

歯周病の患者さんにとってもっとも重要な治療です。いったん崩壊した口腔内を整備して治療しても、再発しやすいのが歯周病の特徴です。そのために悪くなってから治すのではなく一歩ふみこんで悪くなる前に予防をしていくということがとても重要です。

そのために年に4回、つまり3ヶ月に1度の定期健診(メンテナンス)が必要になります。
このメンテナンスを受けていれば、かりに問題がおきてきても早期発見ができます。
早期発見して早期に治療をおこなえば少しの時間と費用ですみます。
結果的に健康な口腔を長期にわたって維持できることになります。
当院の患者さんで最年長の方は今年100歳をむかえられる男性です。開院以来29年間にわたりメンテナンスを続けていらっしゃいます。
とてもお元気で「何でも食べられる」ととても喜んでいただいています。

歯周病治療の症例

重度の歯周病と矯正を組み合わせた治療

重症の歯周病で前歯にすき間ができています。矯正をした後に、美しく自然感のあるセラミック冠を装着し治療しました。

  • before
  • after

歯周病検査と結果の説明

上に説明したガイドラインの中の1の検査には、歯周ポケット測定検査という検査があります。この検査は歯の周囲にある歯周ポケットという溝の深さを測定することにより、歯周病の進行程度を診断するのに用います。
つまり、内科などにおける血液検査や尿検査にあたるような、基本的で、しかもとても重要な検査なのです。ところが当院に来院された患者さんの中でこの検査を受けたことのある方はとても数少ないです。仮に受けていてもその結果を、詳しく知らされてそれに基づいて、治療方針を立ててもらったという患者さんにいたってはゼロといってもいいでしょう。

典型的な悪いパターン

こうした患者さんの典型的なパターンについて説明しましょう。
来院される患者さんの多くが「3ヶ月に1度は歯科医院を受診して歯石をとってもらっていた」と言います。
患者さんとしては「ちゃんと定期的に医院を受診しているのだからきちんと歯周病の管理をしてくれているはずだ」と信頼しているのです。
にもかかわらず、歯ぐきからの出血はおさまらないし、歯のグラグラも徐々に増してきて「どうも変だな」と思っていながら、何回目かの定期健診で通院したときに、突然「この歯はもう抜かないといけません」と言われてしまいびっくりして、あわててインターネットで調べて当院に来院されるというパターンです。
そして、初診で検査をおこなうとほとんどの患者さんは「こんな検査は受けたことがない」という話になります。
そして、2回目の来院において、初診の時に行ったいろいろな検査結果の説明をすることになりますが「こんな説明は、今まで聞いたことがない」とおっしゃいます。

現代の医療において、例えば内科や外科で血液検査やレントゲン検査もせずに薬を出したり、手術をいきなりするなどということはないはずです。歯周病の治療もまったく同様です。

検査をして現状がどうなっているのか、その原因はどこにあるのか、そして今後症状を改善し、再発を予防するにはどうしたらよいのかを診断し、それを基にして治療計画を立案して治療を進めていくということが現代の医療においてはとても重要です。

セカンドオピニオンの重要性

ご自分の受けていらっしゃる治療と比べてみて自分はいったいどちらの状況かをよく振り返ってみてください。
もし「ガイドラインどおりでないな」と感じられたら担当医に質問してください。何かの理由があって「必ずしもガイドラインどおりではないがこういうステップでちゃんと治療していますよ」という納得できる答えがいただける時は大丈夫です。
しかし、もしそうでなければ、他の医院でセカンドオピニオンを聞いてみられるということも必要でしょう。

当院の歯周病治療の流れ

当院では、治療を開始する前に上記の歯周病治療のガイドラインに沿って進めていきます。
まず最初に行うのが、精密検査です。精密検査の項目は以下になります。

レントゲン検査

パノラマレントゲンで顎から口腔内全体を撮影します。顎や歯の位置関係、歯の形態、修復物の状態などを把握 することでより正確な診断が行えます。

歯周ポケット測定検査

ポケットプローブという棒状の器具を歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目の溝)に挿入し、歯周ポケットの深さを測ります。これにより、深さだけでなく歯石・歯垢の沈着状態、出血や排膿の有無、歯の動揺度など確認できます。

口腔内チャートの作成

レントゲン検査、歯周ポケット測定検査で取得した情報を元に口腔内チャートを作成します。
チャート表では、歯石・歯垢の沈着状態、出血や排膿の有無、歯の動揺度、咬合(咬み合わせ)の状態など様々な情報を確認することができます。

あなたが本気で歯周病を治したいと願っているのであれば、ぜひ一度当院へお越しください。そしてお話を聞かせてください。お待ちしております。tel:0562-47-8300

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